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 東京五輪・パラリンピック開催年の幕開けに、国際観光都市を掲げる大分県別府市で19日、「別府国際運動会2020」が初めて開かれた。外国にルーツのある子どもや留学生、障害者ら約160人が紅白に分かれ、日本伝統の運動会競技に加え、ベトナムやインドネシアの競技にも挑戦し、応援し合って交流を深めた。

 立命館アジア太平洋大(APU)の日本語教師らでつくる「わくわく交流プロジェクト」と「ビービズリンクBIP」などが、ネットを通じて募った寄付金の一部を運営費に充てた。障害の有無にかかわらず自由に学び合う多国籍スポーツイベントをめざして参加を呼びかけた。

 集まったのは、イギリス、タジキスタン、インドネシアなど日本を含む17カ国の親子や学生ら。バドミントン風船リレーや縄跳び体験など外国の遊びを含む11競技を屋内で競い、それぞれの昼食を持ち寄った。運動会の準備を担ったビービズリンクの神(こう)智子さんは「留学生の多い別府ならではの多文化共生活動の輪を、地域のみなさんと共に広げていきたい」と話す。(加藤勝利)