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 米政府の国立公文書館・記録管理庁(NARA、ワシントン)は18日、3年前のウィメンズマーチの際に撮影され、同庁の施設で展示した写真を加工していたとして、謝罪した。写真内でトランプ米大統領を批判するメッセージにぼかしを入れ、読み取れないようにしていた。

 この問題は、米紙ワシントン・ポストが17日に報道した。同紙によると、写真は外部のカメラマンがワシントンで撮影。NARAは許可を得た上で、女性参政権を保障した合衆国憲法修正19条の関連で施設のロビーに展示していた。だが、この写真内でデモの参加者が掲げる「神様はトランプが嫌い」の「トランプ」の部分を勝手にぼかし、何が書いてあるかわからないようにしていたという。

 NARAの広報担当者は同紙に「無党派の非政治的な連邦機関として、政治論争に関わらないようにしたつもりだった」と弁明。18日にはツイッターで「我々は誤りを犯した。今後このようなことが起きないよう、展示の取り決めを徹底的に見直す」と述べ、撤去したことを明らかにした。(ニューヨーク=藤原学思)