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 栃木県那須塩原市や日光市などの温泉地にある宿泊施設で、正月に宿泊予約の無断キャンセルが相次ぎ、少なくとも7施設で計約250万円の被害が出ていることがわかった。いずれも同一とみられる人物から電話で予約されており、施設側は県警に相談している。

 塩原温泉(那須塩原市)の旅館「湯守田中屋」では昨年8月31日、男性の声で「1月2日に男女10人で露天風呂付きの最高の部屋に泊まりたい」との電話が入った。住所、氏名、電話番号などを聞いて受け付けたという。宿泊予定日の2週間ほど前に電話をしたがつながらず、客は来なかった。後日、男性が告げた千葉県の住所に宿泊費約36万円の請求書を送ったが、戻って来たという。

 予約電話を受けた田中佑治専務は「ごく普通に話をし、こちらの問いにもよどみなく答えていて、まさか無断キャンセルされるとは思ってもみなかった」と話す。田中専務が塩原温泉旅館協同組合を通じて確認したところ、他施設でも同一人物からとみられる無断キャンセルがあったことがわかったという。

 協同組合の理事長も務める田中…

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