給湯設備大手ノーリツの名誉会長で創業者の太田敏郎(おおた・としろう)さんが15日、肺炎で亡くなった。92歳だった。葬儀は近親者で営んだ。喪主は長女高橋順子(たかはし・のぶこ)さん。連絡先は同社総務法務部(078・391・3361)。

 兵庫県姫路市出身。1951年に神戸市で能率風呂工業(現ノーリツ)を設立し、80年代にはシステムキッチンや洗面化粧台などにも事業を拡大。中国や米国など海外への進出も積極的に進め、ノーリツを国内有数のメーカーに育てた。

 95年末に初開催された阪神大震災からの復興を願う光の祭典「神戸ルミナリエ」では、神戸商工会議所の副会頭としてイベントの継続を提唱。毎年のように地元企業を熱心に回って資金を集め、周囲から「ルミナリエおじさん」とも呼ばれ、親しまれていた。