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 東京五輪の聖火リレーのルートに、東京電力福島第一原発事故による全町避難が唯一続く福島県双葉町が追加される見通しとなった。3月4日に双葉駅周辺など同町の一部の避難指示が解除されることが決まり、ルートを検討する県の実行委員会が大会組織委員会に提案することになった。

 同県の内堀雅雄知事は20日、定例会見で「双葉町でもリレーを実施できる環境が整った」とルートに追加する意向を表明した。23日の県の実行委で追加方針を決め、大会組織委員会の了承を得て正式に決定する。

 聖火リレーは3月26日、原発事故の対応拠点だった福島県沿岸部のスポーツ施設「Jヴィレッジ」をスタート。原発事故で国の避難指示が出た11市町村のうち全町避難が続く双葉町のみがルートに選ばれていなかった。(深津弘)