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 中国中部の湖北省武漢市で集団発生している新型コロナウイルスによる肺炎をめぐり、中国政府の専門家グループ長は20日、ヒトからヒトへの感染が認められると明らかにした。武漢市は20日、新たに患者1人が死亡したと発表。中国での死者は3人になった。北京市や上海市などでも新たに計20人の患者が出ており、中国内の患者数は少なくともこれまでの3倍超となる218人に達した。

 中国国営テレビの取材に応じた国家衛生健康委員会の専門家グループ長によると、感染者に武漢市に行ったことのない人がいたほか、1人の患者から医療関係者14人が感染した例もあった。ウイルスの発生源は、アナグマなどの野生動物の可能性が高いとした。

 武漢市の発表によると、同市内では62人だった感染者数が18日に59人、19日にも77人増えた。年齢は25歳から89歳で、3人目の死者はこのうちの1人だった。また国営新華社通信などによると北京市で5人、広東省で14人、上海市で1人の感染を確認したという。

 武漢市以外の中国内の感染が公表されるのは初めて。新華社は他にも四川省や雲南省などで感染の疑い例があるとした。20日には韓国でも初めて、武漢市から19日に仁川国際空港に到着した中国人女性(35)の感染が確認された。中国は24日から春節(旧正月)に伴う大型連休で多くの人が国内や日本などの国外を旅行するため、各地で感染者が増える可能性が高い。

 患者数が急増した理由について、新華社のウェブサイト「新華網」は19日、専門家の話として、政府の研究機関が新型ウイルスの検出キットを開発して現場での検査技術が向上したことや、新型肺炎の症状が周知されて受診者が増えたことを挙げた。中国国営テレビは、習近平(シーチンピン)国家主席が20日に「断固として蔓延(まんえん)を抑え込め」とする指示を出したと伝えた。

 一方、ネット上ではすでに関連…

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