三上元、北林晃治
中国で新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている。専門家らは強い感染力はないものの、ヒトからヒトへ感染している可能性が高いとみている。
これまで武漢市の市場に感染源となる動物がいるとみられ、市当局は市場を閉鎖してから患者の発生は限定的だとしていた。だが20日、新たに100人を超える患者が見つかったと発表。急速に患者が増えたことで、ほかの感染源や動物からだけでなく、ヒトからヒトへの感染の可能性が高まっていた。
国立国際医療研究センター国際感染症対策室の忽那(くつな)賢志医長(輸入感染症)は「ヒトヒト感染の可能性はある程度指摘されていた。今後はどのくらい感染しやすいかが焦点になる。また、武漢市以外でヒトヒト感染がどれくらい発生するかも注視する必要がある」と語った。東京医科大の濱田篤郎教授(渡航医学)も「動物からの感染だけでは200人近い患者の発生を説明できない」と話す。
濱田さんによると2002~0…
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朝日新聞国際報道部