拡大する写真・図版発掘調査で明らかになった飛鳥時代の斎宮の門跡(白い棒が置かれた場所)=2020年1月10日、三重県明和町、小林裕子撮影

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 伊勢神宮に仕えた未婚の女性皇族「斎王」の宮殿があった国の史跡・斎宮(さいくう)跡(三重県明和町)で、飛鳥時代の初期斎宮の中心施設の門跡とみられる遺構などが見つかった。三重県立斎宮歴史博物館が20日、発表した。2018年度の調査では中心施設を囲む塀跡などが確認されており、飛鳥時代の斎王の宮殿がこの一帯にあった可能性がさらに高まった。

 博物館は19年9月以降、18年度に確認された塀跡の南に続く柱跡を見つけた。柱の間隔は2・1~2・4メートルだったが、その中に間隔が約3メートルと少し広い柱穴があった。その柱穴を挟んで東西にそれぞれ控え柱とみられる跡も見つかり、4本の控え柱がある門だったとみられる。

 また18年度に塀跡の内側で確認された掘立柱(ほったてばしら)建物跡にも南に続く柱跡が見つかり、南北約14メートル、東西約5メートルと規模を確定した。これまで斎宮跡で見つかった飛鳥時代の建物では最大級の大きさという。その南側に並ぶように、同規模と推定される掘立柱建物跡1棟も確認した。博物館は今後の調査について、「宮殿の中心施設が置かれた可能性が考えられる今回の発掘地点の北西部を調査し、解明を進めたい」としている。

 三重大学の小沢毅教授(考古学…

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