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 奈良市の男性職員(30)が近鉄奈良駅のホームで、線路をジャンプして隣の別のホームに飛び移ろうとし、この様子を撮影した動画がツイッターで拡散されたと市が20日、発表した。極めて危険な行為で市は処分を検討している。

 男性は建設部道路建設課の技術職員。市に対する男性の説明では、大阪方面で友人と酒を飲み、近鉄奈良駅に到着後、帰宅しようと電車を乗り換えるため、隣のホームに飛び移ろうとした。幅約3メートルで、うまく着地できず線路に転落。友人が撮影してインスタグラムで友人限定で公開していた。

 問題視した友人からの指摘を受けて削除したが、何者かが今月18日になってツイッターに投稿。「動画は奈良市職員なのか」との問い合わせが市にあり、19日に男性に事情を聴くと、行為を認めて「時期は覚えていない」と話したという。市の調査では、背景に映り込んだ電車の型式や案内表示から2015年12月~19年3月ごろに撮影されたものだという。

 男性職員は「自身の行動は軽率だったと反省するとともに、奈良市の信用を失墜することにもつながることだったと認識している」と話しているという。木村康貴・建設部長は記者会見で「市民のみなさまの信頼を深く裏切る行為で、深く謝罪申し上げたい。信頼回復に努める」と謝罪した。(平田瑛美)