【動画】メダル狙う「暴れ馬」の最後の砦 飛び込み5154B=諫山卓弥撮影
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技―WAZA―

 成功率は50%前後を行ったり来たり。いまはまだイチかバチかの大技に、女子板飛び込みの三上紗也可(19)=米子DC=は夢を乗せる。「自分の限界を、超えさせてくれるから」

 水面から高さ3メートルの板で跳び上がり、入水するまでに前宙返りを2回半、ひねりを2回入れる。「5154B」と呼ばれるその技は、回転数の多さゆえ、筋肉の量が男子に比べて少ない女子にとってハードルが高い。こなせる女子選手は世界でも数えるほどと言われる。成功させれば、飛び込みで日本勢初となる五輪でのメダル獲得へ、切り札となり得る。

 この技に三上が本格的に取り組み始めたのは鳥取・米子南高1年の冬。安田千万樹(ちまき)コーチ(49)の指示だった。最初は腰が引けていた三上とは対照的に、小学4年生の頃から彼女を指導してきた安田コーチにすれば計画通りだった。

 出会った頃の三上の飛び込みは「自分の力をコントロールできていない『暴れ馬』のようだった」。粗削りな一方、並外れた脚力で同年代の子どもより3、4年早く技を習得する三上に可能性を感じた。立てた指導計画は「2024年五輪で金メダル」。実現のため、5154Bを飛ぶことは欠かせないと考えた。

■中国勢との差を補う「最後のと…

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