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 東京・表参道の宝石店で2015年に約1億円相当の貴金属が強奪された事件で、英国に逃亡して国際手配された英国籍の男3人について、日英の警察当局が身柄の引き渡しへ協議を進めていることが捜査関係者への取材でわかった。合意に至れば、犯罪人引き渡し条約が未締結の国との間で相手国民が引き渡される初めてのケースとなる。

 事件は15年11月20日夜、表参道ヒルズ(東京都渋谷区)の「ハリー・ウィンストン」で起きた。警備員が殴られ、ショーケースから指輪など46点(1億600万円相当)が奪われた。警視庁は17年10月、強盗致傷容疑などで男3人の逮捕状を取得。3人が事件2日後に出国していたため、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配した。

 ただ、犯罪人引き渡し条約を締結しているのは米国と韓国のみで、未締結の国が自国民の引き渡しに応じる可能性は一般的に低い。英国には日本と同様、海外での犯罪について自国民を処罰する国外犯規定があるが、強盗事件は対象外で、代理処罰の要請もできなかったという。

 一方、英国では、容疑が明白で…

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