秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)となったことを内外に示す4月の「立皇嗣(りっこうし)の礼」の次第概要が21日、決まった。今の天皇陛下が皇太子となった平成時の「立太子の礼」を基本的に踏襲する。祝宴「宮中饗宴(きょうえん)の儀」は簡素化し、回数も平成時の3回から2回に減らす。

 首相官邸で21日に開かれた皇位継承に関する政府の式典委員会(委員長=安倍晋三首相)で決めた。立皇嗣の礼では、三つの儀式を国事行為として行う。そのうち、秋篠宮さまが皇嗣になったことを宣言する「立皇嗣宣明の儀」は4月19日午前11時から、天皇陛下が秋篠宮さまと会う「朝見の儀」は同日午後4時半から、それぞれ皇居・宮殿の正殿・松の間で行う。

 もう一つの儀式の「宮中饗宴の儀」は4月21日に計2回開くことを決めた。平成時の立太子の礼では2日間で計3回行われたが、皇族の負担軽減や簡素化の観点から回数を減らし、さらに立食形式に変更した。参列者についても減る見通し。昨秋にあった即位の礼の饗宴の儀についても、回数や規模を平成時から縮小し、一部に立食形式を導入していた。

 宮内庁関係者によると、宮中饗宴の儀の簡素化は秋篠宮さまの意向に沿ったものだという。(松山尚幹、中田絢子