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(日活100年)アクション編 宍戸錠さんインタビュー 敵役で不動の地位

【2014年2月16日、23日朝刊首都圏版掲載】

敵役で不動の地位 「いい役たくさんやった方が勝ち」

 きっかけは新聞広告だった。日活が始めた第1期ニューフェイスの募集。

 「受かるしかないと思ったね」。宍戸錠さんは振り返る。日大芸術学部で演劇を学び、俳優を自分の道と決めていた。「絶対1位で受かってやるって。でも、そういう顔しないで純情そうな顔して受けたけどね」と笑う。

 1954年、約8千人の応募者の中から見事合格。映画スターの道が約束されたかに見えた。現実は、「仕出し」と呼ばれるエキストラ出演などが続く。

 翌年の「警察日記」で若い警官役に抜擢、ポスターには名が3番目に印刷されるなど期待も高かった。映画は好評で続編も作られたが、宍戸さんは、後から音声を吹き込む「アフレコ」で大変な遅刻をする。久松静児監督から「おまえは続編はなし」といわれ、しばらく干された。

 56年、またもや新聞広告が人生を変える。広告を見て出かけた「クリニック」で美容整形を受け、頬をふくらませる手術をする。「医者は整形の必要はないって最初は止めたんだけどね」。帰りの電車の窓に新しい顔が映る。「いいじゃない、この顔。売れるに違いないと思うっきゃなかった」

 美容整形には賛否両論があった…

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