【動画】雪不足が続く兵庫県豊岡市の神鍋高原。神鍋山山頂の神社で「雪乞い神事」が執り行われた=矢木隆晴、細川卓撮影
[PR]

 全国的な暖冬の影響で、北日本や西日本で記録的な雪不足が広がっている。スキー場がオープンできずにキャンセルが相次ぎ、除雪グッズも売れ行きが不調。「ここまで降らないとは」。一時的に雪に見舞われることもあるが、この傾向はしばらく続きそうだ。

 福島県の猪苗代リゾートスキー場は21日、前日からの雪でゲレンデが覆われていた。だが、雪が足らず、昨年12月21日のオープン予定から、まだ一度も開けていない。

拡大する写真・図版磐梯山にある猪苗代リゾートスキー場。ホテルからゲレンデに向かう道は、雪がまばらで地肌が見えている(2020年1月18日、福島県猪苗代町、浅野一真さん提供)

 併設する猪苗代リゾートホテルによると、今年は山頂付近でも60センチ程度しか雪がないという。例年1月の週末ともなれば全49の客室はスキー客でいっぱいになるが、18日の宿泊は4件だけ。キャンセルは200件、500人以上に上る。

 「客は8割減くらい。死活問題だ。1月もだめだったらどうなるのだろうか」。浅野一真支配人に焦りが募る。25日のオープンに向けた準備をしてはいるが、「急に気温が上がったり、雨が降ったりしたら……。心配です」。

 気象情報会社「ウェザーニューズ」によると、全国385カ所のスキー場のうち、オープンしているのは73・5%(20日時点)。昨年この時期は9割以上がオープンしていた。地域別では北陸地方が15%と最も少なく、中国38・5%、近畿40・9%、新潟県59・6%などと続く。東北は76・3%だった。

 支援に乗り出す自治体もある。新潟県南魚沼市は、売り上げが落ちた旅館や飲食店、スキー用品店などに1千万円を上限に緊急融資をする。年末年始の市内のスキー場の客が4割ほどだったためだ。返済期間は5年以内で、利率は固定で年1・25%。担当者は「雪が積もらないどころか、そもそも降らない。少しでも力になれれば」という。

 スポーツイベントも直撃を受けている。全国高校総体のスキー大会は、兵庫、岡山、鳥取などの各県で予選中止が相次いだ。過去の大会記録などから出場選手を推薦する事態になった。

 来月16日から富山県である国体もスキージャンプやクロスカントリーで「必要な積雪にはほど遠い」(実行委員会)という。

 天然の氷を使ったかき氷が人気…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。

無料会員の方に有料会員限定記事を無料公開しています。 ※一部記事を除く

無料会員に登録いただくと続きをお読みいただけます。すでに無料会員の方はログインして続きをお読みください。

無料会員の方に有料会員限定記事を無料公開しています。 ※一部記事を除く