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 菅義偉官房長官は21日の記者会見で、首相主催の「桜を見る会」について、2011~13年度(11、12年度は未開催)の会場設営などの資料が見つかったと発表した。内閣府は保存期間5年を理由に、これらの資料は廃棄済みと説明してきたという。菅氏は「確認不足で不適切な対応だった」と述べた。

 菅氏によると、内閣府総務課内を改めて探したところ、3年分のファイルに会場設営の契約書などの資料が残っていた。菅氏は「廃棄の手続きが終わっていなかった。(内閣府も)廃棄は終わっているんだろうと、対応していたのではないか」と述べた。

 菅氏はこれまで、桜を見る会の招待者名簿など資料の有無について、再調査はしないとの立場を繰り返してきた。この日、内閣府から説明を受けた立憲民主党の蓮舫副代表は「真面目に調べたら文書はあるのではという疑惑は深まった。改めて名簿の調査を要求したい」と記者団に語った。(安倍龍太郎)