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 日本銀行の黒田東彦総裁が21日、金融政策決定会合後の定例記者会見を開いた。内容に新味はまったくなかった。掲げる2%インフレ目標は、7年近くたっても実現するめどはまったく立っていない。それでもいつも通り「2%に向けて徐々に上昇率を高めていくと考えられる」と公式答弁に終始した。粘り強く現在の超緩和を続ける方針もあわせて強調。問題が出てくれば「ちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる」と毎度の説明を繰り返した。

 いまの超緩和政策からいつ脱却できるのか、当の日銀にもまったく見通しは立っていないだろう。改めて黒田総裁に問いたい。国民にこの政策が抱えている巨大なリスク、副作用を正直に伝える気はないのか、日銀の説明責任を果たすつもりはないのか、と。

異次元緩和の副作用

 いま日銀が続けている異次元緩和の柱は三つある。①量的緩和②マイナス金利政策③長期金利コントロールだ。それらがどんな弊害を生み、どんな副作用を生じさせているのか、ざっと説明しよう。

 第一に、日本の財政破綻(はた…

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