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 トランプ米大統領の「ウクライナ疑惑」をめぐる上院の弾劾(だんがい)裁判は21日、本格的な審理を始めた。100人の上院議員が陪審員になり、「権力の乱用」と「議会の妨害」で弾劾訴追されたトランプ氏を罷免(ひめん)するかどうか裁く。トランプ氏は「無罪」を主張し、与党・共和党も裁判を短期間で終わらせる意向だが、野党・民主党は強く反発している。

 弾劾裁判は21日午後、連邦議会の上院で再開した。この日は、共和党上院トップのマコネル院内総務が提案した今後の裁判の進め方に関する決議案について審議した。

 この決議案によると、民主党の下院議員から構成される弾劾管理人(検事役)と、大統領弁護団がそれぞれ最大で計24時間ずつの冒頭陳述を行い、主張を展開する。マコネル氏は前日、冒頭陳述を各2日間に限ることで早く終わらせる提案をしたが、修正を求める声が共和党内からも出て、各3日間に延長した。

拡大する写真・図版米大統領弾劾裁判のしくみ

 冒頭陳述の後には、上院議員による質問の時間が最大で16時間ある。民主党は証人の召喚や証拠の提出を認めるよう求めるが、弁護団は不要だと訴えている。上院は、議員の質問後に投票で対応を決める予定だ。

 決議案を「事実隠し」と批判し…

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