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 東京東部を流れる隅田川には、人が渡れる橋が27ある。上流から数えて26番目が勝鬨(かちどき)橋。一昨年、築地大橋が開通するまでは東京湾に一番近い橋だった。

 完成から80年、かつて東洋一のはね橋とうたわれ、「ハ」の字に開いた下を大型船が行き交っていたが、開かずの橋となって今年で50年になる。

 右岸のたもとに「かちどき橋の資料館」がある。橋を開くために使っていた変電所を改修し、東京都が2005年に開いた。実物の電気設備や模型、設計図などを展示して、はね橋の仕組みを伝えている。

 橋ができた1940年は「皇紀2600年」と騒がれた年だった。東京五輪や万国博覧会が計画されたが、日中戦争が泥沼化していずれも幻に。万博会場のメインゲートとして計画された勝鬨橋の開通は、数少ない明るい話題だった。橋の名は日露戦争勝利の記念で当地に設けられた「勝鬨の渡し」からとった。

 全長246メートル。アーチ型…

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