[PR]

患者を生きる・職場で「バセドウ病」(4)

 横浜市の大宅楓さん(25)は、プロの陸上選手になって3年目の2018年、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドウ病と診断された。東京五輪出場を目標にしており、できる限り早く治る治療法を、と同年9月に甲状腺を全摘出する手術を受けた。

 10月にグラウンドに戻り、11月から本格的な練習を始めた。手術前は減り続けた体重が一転して増えやすくなり、多いときではベスト体重から5~6キロ増えた。

 長期間走れなかったせいで筋力が落ち、体のバランスも崩れていた。そのせいもあり、12月には合宿先でひざの炎症を起こし、練習を休んだ。

 手術の前後で自分の体が別人の…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら