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 南極上空にできるオゾン層の穴(オゾンホール)の面積は昨年、大規模なオゾンホールが継続してみられるようになった1990年以降で最も小さかった。例年より上空の温度が高く、オゾン層を壊すフロンガス由来の塩素原子ができにくい環境だったためという。ただ、フロンガス濃度は高い状態が続いている。

 オゾンホールは南極上空のオゾン量が極端に少なくなる現象で、80年代初めから観測され始めた。南極が冬から春を迎える毎年8~9月ごろに発生し、11~12月ごろに消滅する。

 オゾン層が薄くなると地上に降り注ぐ紫外線量が増える。皮膚がんや白内障のほか、免疫機能の低下など健康への悪影響が指摘されており、陸地や水中の生態系を壊す懸念もある。

 気象庁によると、昨年は8月中旬に発生し、9月7日は南極大陸の8割ほどを覆う1100万平方キロに広がった。ただ、そこから拡大せず、10月下旬に急速に縮小し、11月10日に消滅した。大陸の面積を上回る大規模なオゾンホールが継続して観測されるようになった90年以降で最も小さかった。消滅した時期も最も早かったという。

■成層圏が…

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