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 「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の今夏の世界自然遺産登録を目指す県は20日、西表島で行った住民説明会で、同島への観光客の入島人数の上限を1日当たり1230人とする案を示した。渇水の問題を踏まえ、島内の水道供給能力を基に試算したという。県は島民の理解を得て、関係団体などが集まる30日の地域部会で承認を求めたいとしている。説明会は22日まで開催される。

 上限は規制値ではなく目標値。登録で観光客が増えることが予想されるため、自然への過度な負荷や住民生活への影響を抑制し、持続可能な観光管理をすることが目的。

 県自然保護課世界自然遺産推進室によると、2018年に西表島を訪れた観光客数は約30万人。観光の形態は日帰りが多いため、滞在型観光へとシフトさせることで往来頻度を減らすなど、地域経済や環境保全を支える仕組みにつなげたいとしている。(沖縄タイムス)