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 空気が乾燥する季節。大人も肌のカサカサが気になりますが、お子さんの肌は十分に保湿されていますか? 特に赤ちゃんでは、アトピー性皮膚炎の予防という観点からも、スキンケアが大切です。子どもの肌荒れとアレルギーの関係や、正しいスキンケアの方法について、日本アレルギー学会指導医で、東京慈恵会医科大学葛飾医療センター小児科助教の堀向健太さんに聞きました。

 Q 子どもの肌はつるつるです。それでも、スキンケアが必要なのでしょうか。

 A 季節を問わず、乾燥肌のお子さんにはスキンケアが大切ですが、冬は特に肌が乾燥し、肌のバリアー機能が落ちてしまいがちです。バリアー機能が落ちたままだと、肌が炎症を起こしやすくなり、アトピー性皮膚炎へと進行していってしまう可能性が高くなります(出典※1)。

 冬生まれの子では、他の季節と比べてアトピー性皮膚炎を発症するリスクが1.2倍ほど高いこともわかっています(※2)。乾燥だけでなく、日照時間なども関係しているとも考えられますが(※3)、アトピー性皮膚炎になりやすい乳児期と乾燥しやすい季節が重なることがリスクとなっている可能性があります。冬生まれの子では少し気をつけてスキンケアをしていくといいでしょう。

 Q 肌のバリアー機能というのは何なのでしょうか。

 A 外からの異物の侵入を防ぎ、水分の蒸発を防ぐ皮膚の働きです。皮膚の一番表面には表皮があり、その最も外側の角質層が大事な役割を果たします。角質層には、皮脂や角質細胞の間を埋める保湿成分などが存在していて、これらによってバリアー機能が正常に働きます(※4)。

 バリアー機能が落ちた状態では、皮膚への刺激を受けやすくなりアトピー性皮膚炎になるリスクが高まります(※5)。

 Q アトピー性皮膚炎は、どんな病気ですか。

 A 外からの異物や刺激によって肌が炎症を起こす、アレルギーと関係が深い病気です。皮膚のかゆみや赤みを伴う湿疹を、慢性的に繰り返します。乳児では2カ月以上、それより大きい子では6カ月以上、こうした症状が続くと、アトピー性皮膚炎と診断されます。

新生児の頃から保湿剤を塗ると

 Q スキンケアでアトピー性皮膚炎を予防することができるのですか。

 A 私も国立成育医療研究セン…

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