天皇、皇后両陛下は22日、埼玉県所沢市にある国立障害者リハビリテーションセンターと国立職業リハビリテーションセンターの創立40周年記念式典に出席した。天皇陛下は今年日本で東京パラリンピック開催が控えていることに言及し、「障害のある方々に対する理解が徐々に深まってきていることを感じています」と語り、「障害の有無にかかわらず、誰もが相互に人格や個性を尊重し支え合う『共生社会』が築かれていくことを切に願っています」と述べた。

 式典後、両陛下は入所する人が事務作業の訓練に取り組む様子を視察。天皇陛下は「作業はいかがですか。難しいですか」と尋ねた。両陛下は訓練の内容や復職の見通しに関心を寄せ、一人一人に「お体にお気を付けてください」と声をかけるなどした。(中田絢子