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 衆院代表質問で22日、国民民主党の玉木雄一郎代表が、選択的夫婦別姓の導入を求めたところ、それなら結婚しなくていい、という趣旨のヤジが飛んだ。終了後、玉木氏は記者団に「自民党席の女性議員から飛んできた」と語った。

 玉木氏は質問で、若い男性から「交際女性から『姓を変えないといけないから結婚できない』と言われた」と相談されたことを紹介したうえで、「夫婦同姓も結婚の障害になっている」と指摘した。この際、ヤジが飛んだという。

 玉木氏はすぐに「今、ヤジで『だったら結婚しなくていい』とあった」と取り上げ、「結婚数や結婚率を上げていくことが、国難突破の少子化対策になるんじゃないか」と訴えた。2017年の衆院解散の際、安倍晋三首相は、少子高齢化を「国難」の一つと位置づけ、自ら「国難突破解散」と名付けた。その言葉を引きつつ、選択的夫婦別姓導入に消極的な自民の姿勢を皮肉った。

 玉木氏は記者団に「自民に任せていたから、少子化が止まらなかったんだと改めて思った」とヤジを批判。一方、自民の二階俊博幹事長は記者団に問われ、「断片的にヤジで聞いて『どう聞いたか』と言われても、それほど重大な関心を寄せているわけではない」と述べるにとどめた。(三輪さち子)