拡大する写真・図版SDGsの認知度向上を目指して18人の漫画家が作品を描く。制作発表会にはプロデューサーの浜田ブリトニーさん(前列右から2人目)、「味いちもんめ」の倉田よしみさん(同左から2人目)らが集まった

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 国連が掲げるSDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)の認知度を漫画で上げようと、「島耕作」シリーズの弘兼憲史さん、「キャンディ・キャンディ」のいがらしゆみこさんら漫画家18人が参加する「SDGs×マンガのチカラ」の記者会見が22日、東京都渋谷区で開かれた。

拡大する写真・図版18人の漫画家が描いたSDGsのPRイラスト

 SDGsは2030年までの達成を目指して、「貧困をなくそう」や「気候変動に具体的な対策を」など17の目標が定められている。プロジェクトのプロデューサーで漫画家の取りまとめ役を担ったタレントで漫画家の浜田ブリトニーさんは「私の子どもが大人になった時にどんな世界になるかと考えると、まだ認知度が2割弱しかないSDGsをもっと知ってもらいたいと思った。17のテーマを、この人じゃないと描けないという先生にお願いした」と話す。

拡大する写真・図版SDGsの必要性を訴える漫画を描く「まいっちんぐマチ子先生」のえびはら武司さん

 「飢餓をゼロに」はグルメ漫画「味いちもんめ」の倉田よしみさん、「すべての人に健康と福祉を」は医療漫画「Dr.コトー診療所」の山田貴敏さん、「質の高い教育をみんなに」は型破りな教師が主人公の「GTO」を描いた藤沢とおるさんと、参加漫画家がそれぞれのテーマに応じた作品を描く。会見に出席した倉田さんは「漫画が世界に広まったのは分かりやすいから。漫画でSDGsを分かりやすく伝えていけたら」と話す。お色気ギャグ漫画「まいっちんぐマチコ先生」のえびはら武司さんは「教師が主人公の漫画を40年やってきましたが、初めて真面目でまともな授業の場面を描きました。期待してください」と意気込んだ。

拡大する写真・図版「SDGs×マンガのチカラ製作委員会」のHPで無料公開されている、「長谷部さんのいる野球部」作者の上野祥吾さんが描いた漫画

 「SDGs×マンガのチカラ」のHP(https://sdgs-manga.com/別ウインドウで開きます)で、「長谷部さんのいる野球部」の作者・上野祥吾さんが描いた導入部分の漫画が公開されているほか、年内には講談社から出版予定という。(加藤勇介)