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 転覆したミニボートに乗っていた北九州市の男性ら3人を救助したとして、門司海上保安部(北九州市)は22日、山口県下関市豊田町で飲食店などを営む藤井勇さん(46)と、父親の晋二さん(71)に感謝状を贈った。

 事故が起きたのは6日午後2時ごろ。下関市豊北町の特牛(こっとい)漁港沖で、同市と北九州市に住む男性3人が乗ったミニボートに、海水が入って転覆した。藤井さん親子は100~150メートルほど離れた場所でプレジャーボートに乗って釣りをしていたが、助けを求める笛の音で事故に気付いた。3人を助け、下関市内の港までミニボートを引航した。

 藤井さんは贈呈式に立ち会った長男の陽凪(ひなぎ)君(7)に「パパかっこいい」と言われ、「いいところをちょっとは見せられたかな」。一方で「船の整備や救命胴衣の着用といった安全対策の必要性を改めて感じた」と表情を引き締めていた。(山田菜の花)