茨城)那珂川、久慈川の整備計画見直し「霞堤」骨子案に

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重政紀元
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 国土交通省関東地方整備局は23日、10月の台風19号で堤防決壊が相次いだ那珂川、久慈川の河川整備計画の見直しに向けた骨子案を関係自治体に示した。伝統的な治水方法の「霞堤(かすみてい)」の活用を盛り込むなど、河道内での治水にこだわらないことを特色にしている。

 さいたま市で同日開いた関係県会議で、茨城、栃木両県の担当者から了承を得た。25日に水戸市内で開催予定の有識者会議にはかり、正式に決める。

 整備の前提となる流量は、戦後最大の洪水だった台風19号での想定値に設定。那珂川は常陸大宮市野口の基準地点で1秒あたり約7400立方メートル(現計画の1・25倍)、久慈川は同市山方の基準地点で同3700立方メートル(同1・23倍)とし、それに合わせた堤防強化などの対策を行う。

 最大の特徴は、日本の伝統的…

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