拡大する写真・図版ディーゼル機関車に引かれた中央線の「ムグンファ号」。新線完成後は最高時速250キロの特急電車に置き換えられる=慶尚北道・栄州駅

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 鉄道開通から120年を迎えた韓国で、幹線の大改修が進んでいる。高速化でソウル一極集中を緩和する狙いとともに、日本統治時代の遺産を「自主独立」の象徴に転換しようと文在寅(ムンジェイン)政権は意識している。(安東=武田肇)

鉄路は「植民地支配の傷痕」

拡大する写真・図版韓国の鉄道と安東駅周辺

 「ようやく民族の誇りを回復できる。喜ばしい」

 韓国でも儒教文化が色濃く残るとされる慶尚北道・安東。朝鮮王朝時代の上流階級、両班(ヤンバン)の邸宅だった臨清閣で「安東文化を守る会」代表の元高校教員、金鎬兌さんは顔をほころばせた。

拡大する写真・図版「安東文化を守る会」代表の金鎬兌さん=安東、武田肇撮影

 目の前には、日本統治時代の1941年に敷設された中央線が通り、列車が通過するたび家が大きく揺れる。それが、今年末には数キロ離れた新線に移り、約80年ぶりに静けさが戻る。

 臨清閣は日本統治時代、旧満州…

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