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 イスラエル兵がパレスチナ人を撃ったのは果たして正当な行為だったのか。今までうやむやにされてきた問題に、SNSで拡散する動画が答えを突きつけた。(エルサレム=高野遼)

 一人の男性が、恐るおそる路地を進んでいく。右手に白いタオル。「水を持ってきてくれ」と叫ぶ。目の前の建物に小さく火の手が上がっている。

 「バンッ!」

 銃声が響く。男性が倒れ、女性の叫び声が聞こえる。映像が乱れ、男性は血を流しながら車に運び込まれる。

 1分弱の動画は、その日のうちにSNSで拡散した。

 撃たれたのはオマル・バダウィさん(当時22)。ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区にある難民キャンプで暮らしていた。脇腹に銃弾を受け病院に運ばれたが、息を引き取った。

 その日、昨年の11月11日は故アラファト・パレスチナ自治政府議長の命日だ。難民キャンプでは一部の若者とイスラエル兵が小競り合いをしていた。流れ弾が当たったからか、オマルさんの自宅の壁に火の手が上がり、サンダル履きのまま様子を見に行ったときに撃たれたのだった。

 撃ったのはイスラエル軍の兵士…

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