拡大する写真・図版山頂近くの雪質はパウダーだった=長野市の飯縄山

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 長野県には、北アルプスや八ケ岳など全国的に人気を集める山が数多くあります。しかし、これらの高峰の冬山登山は、経験や装備など初心者向きではありません。それでも、山を選べば、初心者が日帰りで楽しめるケースもあります。今年最初のコラムでは、経験の浅い登山者が、冬山を安全に楽しむポイントをご紹介します。

 今回登ったのは、長野市中心部からも間近に望める飯縄山(標高1917メートル)です。危険な岩場がほとんどなく、登山道はよく整備されています。1月下旬、山仲間2人と厳冬期の冬山登山を体験しました。

拡大する写真・図版飯綱高原スキー場から望む飯縄山=長野市

 飯縄山は、長野県と新潟県境に位置する「妙高戸隠連山国立公園」にそびえています。特に、長野県北部から見える飯縄山をはじめ、戸隠山、黒姫山、斑尾山、妙高山の5座は「北信五岳」と呼ばれ、地元の人々に親しまれています。また、この中で飯縄山、戸隠山、妙高山はかつて山岳宗教の聖地でした。豊かな自然だけでなく、歴史をしのぶ登山を楽しむことができます。

 今回、同行してくれたのは、朝日新聞東京本社総合プロデュース室の高橋万見子さん、朝日新聞新潟総局の高木真也記者です。2人とも社会人山岳会に所属し、冬山登山も精力的に続けています。

 冬山登山では、アイゼンやピッケルなどの装備が必要で雪のルートを歩く経験も必要です。私は、無雪期の飯縄山を登ったことはありますが、冬は初めてなので初心者の方を連れて行くのは不安がありました。2人は飯縄山に登るのは初めてですが、冬山での技術や経験を考慮して同行をお願いしました。

拡大する写真・図版冬山登山では、登山靴に雪が入らないようスパッツをはく=長野市の飯縄山

 登山口は、長野市中心部から車で約30分。午前9時に登山口に到着すると、10台ほどの駐車場はほぼ満車で、地元ナンバーの車が目立ちました。天気は快晴で絶好の登山日和です。

拡大する写真・図版鳥居をくぐって登山がスタート=長野市の飯縄山

 今冬、長野県は暖冬が続いてい…

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