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 「桜を見る会」の招待者名簿の電子データ廃棄記録(ログ)をめぐり、内閣府は23日、ログを調べて廃棄した日付を開示するよう求めた野党に「ログの一端を明らかにするのでセキュリティー上の問題がある」として開示を拒否した。野党は「廃棄の日付が不正侵入の助長と関係があるのか」と政府の対応を批判した。

 野党の追及本部で内閣府の担当者が回答した。ログの調査と開示については、22日の衆院代表質問で立憲民主党の枝野幸男代表が要求。安倍首相は「不正侵入などを助長する恐れがある」と述べ、開示を拒んだ。内閣府の担当者も23日、「セキュリティー上の問題があると総理が答弁している」と繰り返した。

 東京都内のサイバーセキュリティー会社に所属する専門家によると、ログに残るのは、一般的に①削除した日②削除を開始した時間③削除を終了した時間④削除方法⑤削除の実行者が分かる情報、の5項目で「④はセキュリティーの問題があり、⑤は個人が特定される。だが①~③は公開しても問題ない」と指摘した。