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 中国の湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が集団発生している問題で、北京の日本大使館は23日、在留日本人を対象に説明会を開いた。中国に拠点を置く日本企業の担当者ら約50人が参加した。

 大使館は岡田勝・領事部長らが中国内での感染の広がりや武漢市で交通規制が始まったことなどを説明。参加者らからは「武漢の規制はいつごろ解除される見通しなのか」「どうやって予防したらいいのか」などの質問があがった。

 朝日新聞の取材に応じた日本メーカーの中国法人の人事担当者は「春節(旧正月)のために武漢に帰省している中国人従業員がいる。仮に規制が解除されても、すぐに出勤させていいかわからず悩んでいる」と語った。

 説明会後に取材に応じた岡田氏は、武漢在住の日本人と連絡を取り合っていることを明かしたうえで、「物資が入ってこないのではないかという声はあるが、全体として大きな混乱はないとみている」と語った。(北京=高田正幸)