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 中国中部の湖北省武漢市を中心に集団発生している新型コロナウイルスによる肺炎で、同国北部河北省の衛生健康委員会は23日、同省に住む80歳男性が死亡したと発表した。新型肺炎による中国での死者は少なくとも18人目で、最初に感染者が出た湖北省以外では初めて。

 発表によると、男性は親戚を訪ねて武漢市に2カ月ほど滞在し、自宅に戻った後で呼吸困難などの症状が出て入院したが、22日に死亡した。その後、専門家グループの検査で、新型ウイルスに感染していたことがわかった。

 共産党機関紙人民日報によると、中国本土では23日午後11時までに全国31の直轄市や省、自治区のうち28カ所で計634人の感染を確認している。(北京=高田正幸)