[PR]

 安倍晋三首相は24日午前の参院本会議の代表質問で、「桜を見る会」の支出が毎年、予算を大幅に上回る形で続いていたことについて、「望ましいものではなかった」と陳謝した。日本維新の会の片山虎之助共同代表が「国会軽視だ。反省はあるのか」とただしたのに対し、答えた。

 国会の審議を経て成立した予算では2019年までの過去6年、同額の1767万円を計上。実際に支出された額は14年の3005万円から増え続け、19年は5519万円になり、予算の3倍超となっていた。首相は「準備、設営、最低限必要となる経費を前提」に予算額が計上されたと説明。「予算積算上の見積額を上回ってはいるが、国会で決議された内閣府の共通経費の範囲内で執行された」と語った。

 会の招待者が増え続けた問題も踏まえ、首相は「これまでの運用は大いに反省すべきであり、今後、私自身の責任で招待基準の明確化や招待プロセスの明確化を検討する。予算や招待人数も含めて全体的な見直しを行う」と強調。招待者名簿をめぐり違法な管理が発覚したことを受けて、「政府をあげて公文書管理のさらなる徹底方策について検討していく」と述べた。(斉藤太郎)