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 地球滅亡までの時間を示す「終末時計」が昨年より20秒進み、残り100秒となったことを発表した米科学誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ(原子力科学者会報)」は戦後75年にわたり、核兵器が人類にもたらすリスクに警鐘を鳴らしてきた。今年8月1日、長崎市で開かれる国際平和シンポジウム「核兵器廃絶への道」(長崎市、長崎平和推進協会、朝日新聞社主催)に同誌のレイチェル・ブロンソン最高経営責任者ら関係者が参加し、新たな核時代の危機を被爆地から初めて訴える。

 ブレティン誌は1945年12月、米国の原爆開発「マンハッタン計画」に関わった科学者ロバート・オッペンハイマーらの呼びかけで創刊された。初代編集長ユージーン・ラビノウィッチは、日本への警告なき原爆投下に反対した科学者7人による「フランク報告」(同6月)の起草者の一人。原子力時代の科学者の責任や核兵器の国際管理の必要性を同誌で訴えた。

 「終末時計」は地球滅亡の時を深夜0時に見立てて、核戦争の危機などが高まると時計の針を進め、遠のくと戻す。表紙に登場したのは47年で、「7分前」だった。米国に続き旧ソ連が原爆開発に成功した49年に「3分前」まで進み、冷戦終結を受けて米ソが戦略兵器削減条約(START)に調印した91年には「17分前」に戻った。

 これまでで最も危機的だったの…

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