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 新型コロナウイルスによる肺炎が広がる中、大阪市内のドラッグストアではマスクの売れ行きが急増している。

 「マスクをあるだけ持ってきて」。店員が倉庫に向かって声をかけた。外国人旅行者でにぎわうダイコクドラッグ道頓堀御堂筋店(大阪市中央区)では23日午後、マスク売り場を急きょ店頭に設け、一番目立つ場所に置き始めた。売り場では、中国などからの旅行者がスマホで商品を調べながら大量買い。ウイルス対策を施したマスクで、店頭から姿が消えたものもある。追加の発注をしているが問屋にも在庫がないという。エリアマネジャーの男性は「売り切れるなんてことは初めて。予想だにしていなかった。明らかに新型肺炎の影響です」と話す。周辺の系列店舗でも同じような状況で、店長は「売れすぎて、怖い」と戸惑いを隠せない。

 別のドラッグストアチェーンでも、マスクの売り上げが増えているという。(矢木隆晴)