[PR]

 江戸時代中期に活躍した絵師、伊藤若冲(じゃくちゅう)の作品を西陣織で再現した展覧会が27日まで、山口県宇部市文化会館で開かれている。入場無料。

 西陣織の魅力や技術を知ってもらおうと、京都市の織元でつくる実行委員会が主催した。若冲が動植物を精細な筆致で描いた「動植綵絵(どうしょくさいえ)」30点と「釈迦三尊像」3点を展示。13~15色の絹糸を縦2700本、横1万5千本使い、色彩を緻密(ちみつ)に再現している。

 若冲作以外の阿修羅像などを題材にした作品もある。会場にはルーペが用意され、織りの立体美を見ることができる。これまでに全国約100カ所で巡回展を開いている。(二宮俊彦)