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 衆院代表質問で選択的夫婦別姓に関する質問の際に自民党議員から「それなら結婚しなくていい」というヤジがあったとされる問題で、野党の有志議員6人が24日、大島理森(ただもり)議長宛てに発言者の特定と撤回を促すよう申し入れた。

 ヤジは22日の衆院代表質問で、国民民主党の玉木雄一郎代表が「速やかに選択的夫婦別姓を実現させるべきだ」と述べた際に飛んだ。野党はヤジを飛ばしたのは自民党の杉田水脈(みお)議員とみて、自民党に確認を求めている。

 ただ、自民党幹部は「ヤジの特定なんてできない」と消極的だ。このため立憲民主党、国民民主党、共産党の有志議員は「選択的夫婦別姓の制度がないために苦しむ人の心を傷つけるとともに、時代に逆行する暴言だ」として発言者を特定し、謝罪と撤回を促すよう議長宛てに求めた。

 有志の一人、立憲の尾辻かな子議員は提出後、記者団に「許せない発言だ。議長もしっかり調べていただきたい。本人がまず説明をすべきだし、自民党もしっかりと党の問題として対応するべきだ」と述べた。

 自民党によると、杉田氏は安倍晋三首相周辺に推され、2017年衆院選比例中国ブロックの元職で比例単独候補の最上位とされ再選。安倍首相の地元である自民党山口県連に所属している。