拡大する写真・図版中国・深圳から日本に到着し、検疫官から健康カードを受け取る人たち=2020年1月24日午後1時37分、成田空港、内田光撮影

[PR]

 中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が広がる中、成田空港で24日、中国からの到着客を対象に健康カードの配布が始まった。せきや発熱がある場合は申し出るよう求めるほか、症状が出た際には受診するよう中国語と日本語、英語で促す内容だ。

 厚生労働省成田空港検疫所の検疫官が、中国各地からの便が着くたびに一人ひとりに手渡した。消毒液を用意し、手指の消毒を促しながら配る便もあった。旅客のほとんどはマスク姿で、カードを立ち止まって読み込む姿も見られた。

拡大する写真・図版中国・深圳から日本に到着し、検疫官から健康カードを受け取る人たち=2020年1月24日午後1時37分、成田空港、内田光撮影

 成田空港検疫所の田中一成所長は「状況は刻々と変わるが、職員総出でやれる対策はすべてとる」と話した。

 日本航空は同日、中国・上海の二つの空港の搭乗手続きカウンターでこの健康カードの配布を始めた。中国の他の空港でも、準備が整い次第始めるという。(福田祥史)

拡大する写真・図版中国・深圳から日本に到着し、検疫官から健康カードを受け取る人たち=2020年1月24日午後1時37分、成田空港、内田光撮影