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 カナダで逮捕された中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(47)を米国に引き渡すかどうかを決める審理に際し、孟氏への応援メッセージを掲げたデモがやらせだった疑いが浮上している。デモに参加したという女性が22日、アルバイトだったとSNSに投稿。カナダメディアが一斉に報じた。

 孟氏は米国の要請でカナダ当局に一昨年12月逮捕され、米国への引き渡しの可否を判断する審理が今月20~23日、カナダ西部バンクーバーの裁判所で開かれた。その際、裁判所の入り口に若者のデモ隊が現れ、「孟氏を解放せよ」「トランプ(米大統領)は我々をいじめるのをやめろ」などと書かれた紙を掲げた。

 だが、デモ隊にいたという女性が22日、「2時間で100ドル払うと言われた」とインスタグラムに投稿。女性の投稿やカナダメディアの報道によると、女性は俳優で、19日夜、面識のない人物からフェイスブック(FB)を通じて「エキストラの仕事がある」と誘われ、引き受けた。そして20日、指示通りに裁判所前で紙を持って立ったという。

 女性は報道陣に取材されて不審に思い、連絡してきた人物に「これは演技ではないのか」と問い合わせると、「演技ではない」と回答があったという。

 また、カナダの公共放送CBC…

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