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 「年金って、払っても損なのでは」。そんな思いを抱いていた大学生が、自ら制度の疑問点について調べ、考えたことを学会で発表しました。学生たちが気づいたのは、制度の強みと政府の対策や説明の弱点でした。

政府の発表に違和感

 発表の場は、東京都内で先月開かれたユース年金学会。大学生ら若い世代が年金について調べたり、政策を提言したりする機会を作ろうと、日本年金学会などが4年前に立ち上げた。年1回開催され、今回は5大学の学生チームが参加した。

 慶応大のチームは、自分たちが退職期に差し掛かる2060年に年金はどれだけもらえて、どれだけ不足するのかを独自に試算した。政府は昨年、年金の将来見通しを公表したが、「僕たちが本当に知りたいこととは少し違った」(川名隆公さん)。

 そこで手がけたのは主に二つ。公表された「会社員と専業主婦の世帯」を想定した見通しだけでなく、共働き世帯や単身者のほか、所得別の見通しも示すこと。もう一つは、日々の暮らしで実際に使えるお金がどのくらいかを知るために、今後急増が見込まれる医療や介護の保険料分を差し引いて手取り年金額の水準を出すことだった。

 「共働き」や「正規雇用の女性…

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