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 第92回選抜高校野球大会に、県岐阜商は5年ぶり29回目の出場が決まった。

 OBの鍛治舎(かじしゃ)巧監督が2年前に就任して以来、春夏通じて初めての甲子園となった。長年野球の指導に関わってきたベテラン監督の指揮の下、4度の甲子園優勝を誇る古豪が甲子園に帰ってくる。

 鍛治舎監督は、中学生や社会人野球で長年指導に携わってきた。直前は秀岳館(熊本)で監督を務め、2016、17年は春夏4季連続で甲子園に導いた。

 県岐阜商の監督に就任してからは、様々な改革を断行。私立高校に比べて練習時間の制限もあるため、練習の効率化や長期休みの集中合宿に取り組んだ。今冬の年末年始も、宮崎で練習試合を中心に合宿を組み、「仕上がりが早い」と自信をのぞかせる。昨年の春からはユニホームも一新し、青と黄色が鮮やかな姿で甲子園を戦う。

 一方で、監督を務めた秀岳館と比べ、現在のチームは個々の力はまだ劣っているとも分析する。「チームのまとまりはすごくいい。大会までの間、毎日の練習をこつこつ積み上げて、戦後初の優勝を成し遂げたい」と話した。(藤田大道)