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 ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を象徴するアウシュビッツ強制収容所が解放されてから75年になるのを前に、エルサレムのホロコースト記念館で23日、犠牲者を追悼する式典が開かれた。ドイツのシュタインマイヤー大統領や米国のペンス副大統領、ロシアのプーチン大統領ら40カ国以上の元首や首脳が集まり、記憶と教訓の継承を誓った。

 ホロコースト記念館には数百万人に上るホロコーストの犠牲者の名前と写真が記録されている。中でもアウシュビッツ強制収容所の犠牲者は100万人以上に上り、多くはユダヤ人だった。イスラエルのリブリン大統領は式典冒頭、「1945年1月27日、地獄の扉は開けられた。史上例のない人間虐殺の施設が解放された」と強調した。

 リブリン氏は反ユダヤ主義や人種差別に対して、国際社会が団結して闘うことが重要だと語り、「ホロコーストと第2次世界大戦の記憶は薄れつつある。私たちは記憶しなければいけないのだ」と訴えた。

 その後、シュタインマイヤー氏も演説し、「加害者はドイツ人だった。ユダヤ人600万人の産業的大量殺人という、人間の歴史で最悪の犯罪は我が国の人々によって行われた」と述べた上で、「私は歴史的な罪の重荷を背負ってここに立っている」と語った。

 欧州では排他的な政策を持つ右翼政党の台頭が目立つ。さらに、ドイツなどではユダヤ人を狙った襲撃事件も起きている。

 シュタインマイヤー氏は「邪悪な精神は、反ユダヤ主義、人種差別、独裁主義といった新たな症状で表れている」と指摘し、「ドイツ人は歴史から学んだと言えたらよかったが、憎悪が広がる中、そう語ることはできない」と悔やんだ。

 シュタインマイヤー氏の演説はイスラエルメディアから「心がこもっている」などと評価され、1面で採り上げる地元紙もあった。

 一方、米国がイランと対立を深…

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