トランプ氏、妊娠中絶反対集会で演説 現職大統領で初

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ワシントン=渡辺丘、野上英文
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 トランプ米大統領は24日、ワシントンで開かれた人工妊娠中絶に反対する集会「命のための行進」で演説し、「胎児が、ホワイトハウスにこれほど強い擁護者を持ったことはない」と述べた。集会は1974年から毎年開かれているが、現職大統領が参加して演説するのは初めて。11月の米大統領選に向けて、キリスト教福音派ら、中絶に批判的な支持基盤を固める狙いがあるとみられる。

 米国では73年の連邦最高裁判決で中絶の権利が保障されたが、世論調査では現在も賛否が拮抗(きっこう)し、政治的なテーマであり続けている。「命のための行進」は判決の翌年から毎年行われ、参加者が数万人規模で全米から集まる。ただ、中絶に慎重姿勢をとっていた共和党の歴代大統領も反発を考慮し、行進への直接参加は見送っていた。

 トランプ氏は演説で「米大統領として、あなた方と共に立つことを誇りに思う」と述べ、保守派を最高裁判事に任命したことなど、自らの実績を強調した。一方、民主党については「中絶について過激で極端な立場をとっている。議会幹部の多くが、出産直前であっても公金を使った中絶を支持している」と批判した。会場では拍手喝采で迎えられ、「もう4年を!」という声や「USA」の合唱が起きた。

 会場で掲げられたプラカード…

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