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 中国の旧正月「春節」を迎えた25日、横浜市中区の横浜中華街では、商売繁盛などを祝う伝統行事「採青(さいちん)」が行われた。爆竹やドラの音が響く中、獅子舞が迫力ある動きを見せると、見物客らは歓声をあげた。

 新型コロナウイルスによる肺炎への対策で、マスクを着けた姿も目立った。中華街大通り沿いで絵を売っていた丁平(ディンピン)さん(49)は店先でマスクを無料配布した。「マスクをつければ、みんなが安心する。中華街を楽しんでもらいたい」

 イベントを主催する横浜中華街発展会協同組合は、約500店に消毒液の設置と感染症対策の徹底を呼びかけた。専務理事の石河陽一郎さん(47)は「春節の期間は例年約100万人の観光客がくる。衛生面は特に徹底したい」と語った。(藤原伸雄)