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 欧米にならい、日本でも夜も楽しめる観光都市はつくれるか。国土交通省は24日深夜から25日未明にかけて、大阪の中心を南北に結ぶ大阪メトロ御堂筋線(江坂―なかもず)で、終電を約2時間遅くする実証実験をした。人の流れや消費傾向を分析し、今後の観光政策に生かすのが狙いだ。2月の第3金曜日の21日にも同じ実験をする。(古田寛也)

「遅くまで飲める」「勘弁して」

 大阪を代表する繁華街・ミナミに近いなんば駅では、25日の午前1時を過ぎても多くの会社員や外国人、若者らが電車を乗り降りしていた。

 「いつもより遅くまで飲める。毎週末にやってほしい」。会社の同僚とミナミまで「はしご」してきたという大阪市天王寺区の男性(25)は上機嫌だった。

 オーストラリアのシドニーから観光に来ていた大学生のティモシー・スタッバーフィールドさん(21)は「ナイトライフを楽しめるので良いですね。このあともバーで飲みます」と歓迎していた。

 午前2時15分ごろなんば駅を出た下りの終電は、ほぼ座席が埋まった車両も。外国人客が半数以上を占めるミナミのバー「バイブルクラブ大阪」では、普段の週末より2、3割も客が多かったという。店長の吉田敬之さん(42)は「お客さんのフットワークが軽くなったみたい。定期的に続けてほしい」と話した。

 一方で、売り上げ減に危機感を…

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