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 大相撲初場所の千秋楽が26日、東京・国技館であり、西前頭17枚目の徳勝龍(33)=本名・青木誠、奈良県出身、木瀬部屋=が初優勝を果たした。この日結びの一番で大関貴景勝を下し、14勝1敗とした。幕内で番付が一番下の「幕尻」が優勝するのは、2000年春場所の貴闘力(当時・東前頭14枚目、最高位関脇)以来2人目。

 33歳5カ月での優勝は年6場所となった1958年以降で3番目の年長記録。奈良県出身力士の優勝は、1922(大正11)年春場所の鶴ケ浜(当時・東前頭4枚目、最高位小結)以来2人目。

 徳勝龍は高知・明徳義塾高から近大を経て2009年初場所で初土俵を踏んだ。新入幕は13年名古屋場所で、15年夏場所の西前頭4枚目が自己最高位だった。十両転落を繰り返し、今場所は4場所ぶりの幕内復帰していた。十両から戻った場所で優勝した力士は過去にいなかった。