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 三重県伊勢市にある水族館「伊勢シーパラダイス」で27日、珍しいタコの仲間「アオイガイ」の展示が始まった。すぐに死んでしまったが、殻の中には卵が残っていた。水族館はこの卵で展示を継続する。

 水族館によると、アオイガイは26日朝、三重県志摩市の沖合に設置された定置網に引っかかっていたもので、生きた状態で水族館に運ばれた。生きたまま捕獲されるのは珍しく、長期にわたって飼育された例もないという。岩山慎副課長は「死んだアオイガイは標本保存する予定。難しいかもしれないが、卵は何とか孵化(ふか)させたい」と話す。

 アオイガイは世界各地の熱帯や温帯に生息し、日本近海でもしばしば発見される。メスには卵を育てる際の殻があることが特徴だ。(安田琢典)