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 台風19号で大きな被害を受けたいわき市で26日、最後に残っていた避難所が閉鎖された。内郷コミュニティセンターで生活していた11世帯27人が25日に退出した。昨年10月12日から106日間に及んだ市内の避難所はすべて終了した。

 清水敏男市長は27日、「孤立防止の見守り、被災者に寄り添った支援に継続して取り組んでいく」との談話を出した。

 25日にアパートに引っ越した女性(40)は、避難所では簡単な仕切りの囲いの中で生活してきた。支援などで家電製品などをそろえて、家族水入らずの生活を取り戻し、「狭いけど、プライバシーが確保できてホッとしている」と話していた。

 同市では約6860世帯が住宅の浸水被害に遭い、ピーク時は57カ所の避難所に、3018世帯6968人が避難していた。(柳沼広幸)