拡大する写真・図版覚醒剤を含む素材で天板できた二つのテーブル。手前は横93センチ、縦140センチ、厚さ7センチ、奥は横110センチ、縦188センチ、厚さ8センチで、いずれも表面がコーティングされていた=東京税関羽田税関支署

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 静岡県富士市の倉庫で覚醒剤を含むと認識したテーブルを所持したとして、警視庁は、指定暴力団極東会系組員の山崎大揮(32)=同県三島市青木=、貨物運送会社役員の勝又護(32)=同市富士ビレッジ=両容疑者を麻薬特例法違反(規制薬物としての所持)の疑いで現行犯逮捕し、27日発表した。いずれも容疑を否認しているという。

 アラブ首長国連邦から家具として羽田空港に輸入されたテーブルの天板2枚(計約400キロ)が覚醒剤を含有する素材でできていた。警視庁は、山崎容疑者らが密輸しようとしたとみて経緯を詳しく調べるとともに、覚醒剤の量の特定を進める。

 組織犯罪対策5課などによると、逮捕容疑は1月23日午後2時50分ごろ、富士市内にある勝又容疑者の会社の倉庫で、相当量の覚醒剤を含むものと認識してテーブル二つを所持したというもの。

 テーブルは昨年12月23日、椅子などとともに羽田空港に到着。東京税関が調べたところ、天板と脚を止めるねじなどから粉が見つかり、覚醒剤と判明した。連絡を受けた警視庁などは、テーブルを別のものとすり替えて追跡。勝又容疑者の会社の倉庫に2人が現れ、解体しようとしたところを取り押さえたという。